キャリーワゴンのサイズ比較|荷台と収納寸法の見方
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キャリーワゴンのサイズを比べるとき、使用時の全長だけを見ても、載せたい荷物が入るか、車や玄関へ収まるかは判断できません。見るべき数字は、荷台内寸と収納時の3辺です。本体の外寸が大きくても荷台が同じ場合があり、折りたたみ後も縦長になる製品と平たくなる製品があります。
この記事では、2026年8月24日時点のメーカー公式情報をもとに、長物を積む条件を「荷台内寸の長辺80cm以上」、**狭い場所へ収納する条件を「折りたたみ時の短辺30cm以下」**と定義して比較します。80cmと30cmはメーカー共通の規格ではなく、候補を寸法で整理するためのこの記事内の基準です。あわせて、容量L、使用時サイズ、本体重量の読み方も確認します。
結論:サイズ比較では荷台長辺と収納時3辺を別々に見る
キャリーワゴンのサイズ比較で先に見るのは、積むときの荷台内寸と、しまうときの収納時3辺です。長い荷物を寝かせたいなら荷台長辺80cm以上を入口にし、車や玄関の狭い場所へ置くなら収納時の短辺30cm以下から候補を探します。
選ぶ順番は次のとおりです。
- 載せる荷物の最長辺・幅・高さを測る
- 荷台内寸の長辺・幅・深さと照合する
- 車内や保管場所の空き寸法を3辺とも測る
- 折りたたみ後の形が縦長か平置きかを確認する
- 車への積み下ろしがあるなら本体重量も比べる
たとえば、コールマン 2245299は荷台が約83×42×33cm、収納時が約26×40×62cmです。DOD C2-534-KHは荷室内寸が約89×48×37cm、収納時が約30×25×69cmです。どちらも荷台長辺80cm以上ですが、荷台の幅・深さと収納時の形は同じではありません。
耐荷重も重要ですが、サイズとは別の条件です。耐荷重の測定条件まで比べたい場合は、アウトドアワゴンの耐荷重を100kg・150kgで整理した記事で、静止時や平地・均等荷重という公式注記を確認できます。

サイズ条件が効く理由:外寸・内寸・容量は同じ数字ではない
キャリーワゴンの仕様には、使用時サイズ、荷台内寸、容量、収納時サイズが並びます。似た数字に見えますが、示すものは別です。
- 使用時サイズ:ハンドルやタイヤを含む、展開した製品全体の大きさ
- 荷台内寸:荷物を置く部分の長さ・幅・深さ
- 容量L:荷台の体積を表す目安
- 収納時サイズ:折りたたんだ状態の3辺
- 本体重量:荷物を載せていない製品を持ち上げるときに効く数字
使用時サイズは、通路を通れるか、展開場所を取るかを見る数字です。荷物が入るかは製品全体の長さではなく荷台内寸で判断します。特定の道具が入るかを決めるには道具側の収納寸法も必要なので、この記事ではワゴン側の内寸までを比較します。
容量Lは荷台の形を省略した数字
公表容量と荷台内寸がそろう製品では、容量Lはおおむね「内寸の長さ×幅×深さ」で求める直方体の体積と一致します。DOD C2-178-BKは約91×45×32cmで約130L、DOD C2-534-KHは約89×48×37cmで160Lです。後者は長辺が2cm短くても、幅と深さが大きいため容量は増えます。
| メーカー・型番 | 公表容量 | 荷台内寸 | 内寸から読める形 |
|---|---|---|---|
| DOD C2-178-BK | 約130L | 約91×45×32cm | 長辺を取りやすい |
| DOD C2-534-KH | 160L | 約89×48×37cm | 幅と深さを取りやすい |
| キャプテンスタッグ UL-1086 | 144L | 82×40×44cm | 深さ44cmの荷台 |
| QUICKCAMP qc-cw90r | 約120L | 約89×43×32cm | 長辺89cmの荷台 |
| ロゴス 84720748 | 約90L | 約65×37.5×37cm | 長辺65cmで深さ37cm |
出典:DOD ペリーワゴン C2-178、DOD アルミキャリーワゴン C2-534、キャプテンスタッグ UL-1086、QUICKCAMP qc-cw90r、ロゴス 84720748(いずれも2026年8月24日確認)。
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容量だけならDOD C2-534-KHの160Lが大きく見えますが、荷台長辺はDOD C2-178-BKのほうが約2cm長いという関係です。細長い荷物と、幅や高さを取る荷物では、必要な形が変わります。
コールマンは今回確認した現行9型番で容量Lを公表していません。そのため、独自計算した容量を他社の公表値と並べず、公式の荷台サイズで比較します。ロゴスも容量について「容量表記は目安」と注記しています。容量Lは候補を大まかに分ける数字として使い、最後は長辺・幅・深さへ戻るのが安全です。

条件を満たす製品を同じ物差しで並べる
ここでは、積載側と収納側を分けます。荷台長辺80cm以上だから収納しやすいとは限らず、収納時の短辺が細くても荷台が長いとは限りません。2つの条件を一つの順位へまとめず、必要な側から候補を残します。
荷台内寸の長辺80cm以上で比べる
荷台長辺80cm以上は、長さのある荷物を寝かせる候補を探すための基準です。長辺だけで入るとは決めず、荷物の幅・高さも荷台の内寸と照合してください。
| メーカー・型番 | 荷台内寸 | 容量 | 収納時サイズ |
|---|---|---|---|
| DOD C2-178-BK | 約91×45×32cm | 約130L | 約31×25×60cm |
| DOD C2-534-KH | 約89×48×37cm | 160L | 約30×25×69cm |
| QUICKCAMP qc-cw90r | 約89×43×32cm | 約120L | 約77×23×42cm |
| コールマン 2207635 | 約88×42×31cm | 公式容量の公表なし | 約18×40×77cm |
| コールマン 2223455 | 約88×42×31cm | 公式容量の公表なし | 約35.5×40×84cm |
出典:DOD ペリーワゴン C2-178、DOD アルミキャリーワゴン C2-534、QUICKCAMP qc-cw90r、コールマン 2207635、コールマン 2223455(いずれも2026年8月24日確認)。
この5機種では、荷台長辺は約88〜91cmの範囲です。差が小さく見えるため、次に幅と深さを見ます。DOD C2-534-KHは約48×37cm、コールマン 2207635とコールマン 2223455は約42×31cmです。長辺が近くても、横に並べる荷物や高さのある荷物では使える空間が変わります。
キャリーワゴン全体の選び方を、耐荷重、路面、手入れまで含めて確認する場合は、アウトドアワゴンを6つの違いで整理した記事が判断の順番をまとめています。本記事は、そのうちサイズに絞って数字を詳しく見ています。

折りたたみ時の短辺30cm以下で比べる
収納時は最小の1辺だけでなく、3辺と形を見ます。短辺30cm以下でも、縦長のまま高さが残る製品と、平たく畳める製品があります。
| メーカー・型番 | 収納時サイズ | 荷台内寸 | 本体重量 |
|---|---|---|---|
| コールマン 2245299 | 約26×40×62cm | 約83×42×33cm | 約9.3kg |
| DOD C2-178-BK | 約31×25×60cm | 約91×45×32cm | 約8.9kg |
| DOD C2-534-KH | 約30×25×69cm | 約89×48×37cm | 約10.1kg |
| QUICKCAMP qc-cw90r | 約77×23×42cm | 約89×43×32cm | 約11kg |
| キャプテンスタッグ UL-1080 | 約18×35×63cm | 約65×30×25cm | 約9kg |
出典:コールマン 2245299、DOD ペリーワゴン C2-178、DOD アルミキャリーワゴン C2-534、QUICKCAMP qc-cw90r、キャプテンスタッグ UL-1080(いずれも2026年8月24日確認)。
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短辺だけならキャプテンスタッグ UL-1080の約18cmが細いものの、荷台長辺は約65cmです。コールマン 2245299は短辺約26cmで、荷台長辺約83cmを確保しています。DOD C2-178-BKは短辺約25cm、荷台長辺約91cmです。収納場所の細さと荷台の長さを両立させたい場合は、この2つの数字を同じ行で見ます。
一方、ロゴス 84720748は収納時約50×55×19cmです。短辺は19cmですが、ほかの製品のように細い柱状へ収束するのではなく、平たく畳む形です。ロゴスは軽自動車のトランクにも収まると説明していますが、車種別の適合を示すものではありません。床面へ平置きするのか、立てて隙間へ入れるのかで使いやすい形は変わります。
車へ毎回積み下ろす場合は、本体重量も確認します。DOD C2-178-BKは約8.9kg、コールマン 2245299は約9.3kg、QUICKCAMP qc-cw90rは約11kgです。荷台と収納寸法を満たす候補から、持ち上げられる重さへ絞ります。
出典:DOD ペリーワゴン C2-178、コールマン 2245299、QUICKCAMP qc-cw90r(いずれも2026年8月24日確認)。
耐荷重・タイヤ・清掃性も含めて候補を分けたい場合は、並行作成中のキャリーワゴンの選び方を用途別に整理する記事で、サイズ以外の出口も確認できます。

数値の読み方でつまずきやすい点
キャリーワゴンの寸法は、数字が多いだけでなく、メーカーごとに並べ方や説明範囲が違います。比較表を読むときは、次の点を分けます。
3辺の順番とハンドルの扱いは統一されていない
メーカーは「長さ×幅×高さ」「W×D×H」「縦×横×高さ」など異なる表記を使います。1辺目をすべて幅として扱わず、折りたたみ写真と公式ページで置く向きを確認します。
また、使用時サイズや収納時サイズにハンドルを含むかも製品ごとに違います。
DOD C2-178-BKは使用時サイズ約96×52×57cmに加えて、ハンドル高119cmを別に示しています。QUICKCAMP qc-cw90rも本体の高さ約58cmとは別に、ハンドル高さ88〜110cmを示します。WAQのアウトドアワゴンは収納時サイズについて「持ち手は含まない」と明記しています。
出典:DOD ペリーワゴン C2-178、QUICKCAMP qc-cw90r、WAQ アウトドアワゴン(いずれも2026年8月24日確認)。
同じ高さの欄でも、荷台上端までなのか、ハンドルを含む全高なのかがそろっているとは限りません。車へ立てて収納する場合や、棚下へ入れる場合は、収納時にハンドルやカバーがどこまで出るかを製品ごとに確認します。
容量が大きくても長物が入るとは限らない
容量Lは3辺を一つの数字へまとめるため、形の違いが消えます。DOD C2-534-KHは160Lで荷室内寸約89×48×37cm、DOD C2-178-BKは約130Lで約91×45×32cmです。容量が小さい後者のほうが、荷台長辺は約2cm長くなっています。
また、コールマン 2245299やコールマン 2223455は容量Lを公表していません。内寸から独自に容量を計算すれば数字は作れますが、公式値ではないため、他社の公表容量と同列には置きません。サイズ比較では、公表されている荷台内寸をそのまま使います。
収納時の短辺が小さくても、必要な床面積は別
約18cmや約23cmという短辺は、狭い隙間へ入れる判断に役立ちます。しかし、残る2辺が長ければ、床面や高さ方向に場所を取ります。QUICKCAMP qc-cw90rは約77×23×42cm、キャプテンスタッグ UL-1080は約18×35×63cmです。どちらも短辺は小さいものの、置く向きは同じではありません。
収納場所では、幅だけでなく奥行きと高さを測り、扉、棚板、車の開口部を通るかも確認します。数字上は置けても、出し入れの向きを変えられない場所では使いにくくなります。
サイズが近くてもタイヤの設計は違う
荷台内寸や収納寸法が近くても、使う路面まで同じとは限りません。DOD C2-534-KHは細めのタイヤを採用し、マンションの廊下やアスファルトなど舗装路が得意と説明しています。コールマン 2223455は砂地でも埋まりにくいワイドタイヤを特徴としています。
サイズで候補を残した後は、路面条件へ進みます。コールマンの標準・メッシュ・マックス系の違いをさらに絞る場合は、コールマンのアウトドアワゴンとメッシュの違いを比べる記事で、方式の差を確認できます。
出典:DOD アルミキャリーワゴン C2-534、コールマン 2223455(いずれも2026年8月24日確認)。

条件から外れる人はどうするか
荷台長辺80cm以上、収納時短辺30cm以下は、すべての人に必要な条件ではありません。運ぶ物と保管方法が違えば、別の数字を優先したほうが候補を選びやすくなります。
長物を積まないなら荷台長辺80cm未満も戻す
箱や買い物袋など、長辺80cmを必要としない荷物が中心なら、コンパクトな荷台も候補です。キャプテンスタッグ UL-1080は荷台約65×30×25cm、容量48L、収納時約18×35×63cmです。ロゴス 84720748は荷室約65×37.5×37cm、容量約90L、収納時約50×55×19cmです。
同じ長辺約65cmでも、深さは25cmと37cm、折りたたみ方も縦長と平置きで異なります。長辺の条件を外した後も、幅・深さ・収納形状は残して比較します。
収納スペースに余裕があるなら短辺30cmへ絞らない
車や物置に十分な空間があるなら、収納時短辺30cm以下に限定する必要はありません。コールマン 2223455は短辺約35.5cmですが、砂地を想定したワイドタイヤと、タイヤを取り外せる構造を特徴としています。収納の細さより路面適性を優先する人には、別の条件が効きます。
レビューを見るときは、低評価レビューを配送・個体差・用途違い・仕様に分ける読み方を使い、「大きすぎた」という用途違いと製品側の問題を分けます。

よくある質問
キャリーワゴンは何cmのサイズを選べばよいですか
載せる荷物の最長辺・幅・高さを測り、それを上回る荷台内寸を選びます。長物を寝かせる候補探しでは荷台長辺80cm以上が一つの入口になりますが、メーカー共通の規格ではありません。収納先では、折りたたみ時の3辺を車や保管場所の空き寸法と照合してください。
容量100Lならキャンプ用品は一式入りますか
容量だけでは判断できません。容量Lは荷台を直方体として見た体積に近く、荷物の形を示さないためです。長い物は荷台内寸の長辺、幅のある物は内寸幅、高さのある物は深さを照合します。特定の道具が入るかは、その道具側の収納寸法も必要です。
収納時は一番小さい数字だけ見ればよいですか
3辺すべてが必要です。短辺が20cm前後でも、残る辺が60〜80cmなら、高さや奥行きを取ります。また、縦長に収束する製品と平たく畳む製品では置き方が異なります。収納場所の幅・奥行き・高さと、出し入れする開口部を測ってください。
使用時サイズと荷台サイズはどちらを優先しますか
荷物が入るかは荷台内寸、通路を通れるかや展開場所を取るかは使用時サイズで判断します。コールマン 2207635とコールマン 2223455は使用時の全幅が異なりますが、荷台サイズはどちらも約88×42×31cmです。目的に応じて数字を使い分けます。
大きいキャリーワゴンほど重い荷物を運べますか
サイズと耐荷重は比例するとは限らず、耐荷重はメーカーごとに測定条件も異なります。荷台寸法、本体重量、耐荷重を別々の項目として確認してください。
まとめ
キャリーワゴンのサイズは、使用時の全長や容量Lだけでは比べられません。積むときと収納するときで、見る数字を分ける必要があります。
- 長物を寝かせる候補は、荷台内寸の長辺80cm以上から探す
- 荷物が入るかは、長辺だけでなく幅・深さも照合する
- 容量Lは荷台の形を省略するため、特定の荷物が入る保証にはならない
- 狭い場所へ置く候補は収納時短辺30cm以下から探し、残る2辺も測る
- 縦長に収束する形と平たく畳む形では、同じ短辺でも置き方が違う
- 車へ積み下ろすなら、本体重量10kg以下など持ち上げる条件も加える
- サイズで候補を残した後に、耐荷重の条件、タイヤと路面、手入れ方法を確認する
現行機では、コールマン 2207635、コールマン 2245299、コールマン 2223455、DOD C2-178-BK、DOD C2-534-KH、キャプテンスタッグ UL-1086、キャプテンスタッグ UL-1055、キャプテンスタッグ UL-1080、QUICKCAMP qc-cw90r、ロゴス 84720748が、荷台内寸・収納時寸法・本体重量の組み合わせで異なります。
購入前は、載せる物と収納先を同じ単位で測り、候補機の公式ページで最新の寸法を照合してください。大きいか小さいかではなく、荷台と収納場所の両方に収まるかで選ぶと、サイズの不一致を減らせます。